審美歯科普及協会

治療方法のご紹介

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最新のホワイトニング技術

比較的新しい審美歯科技術をご紹介します。単なるホワイトニングを超えて、歯の形や歯並びまで同時に改善できるすぐれた技術です。保険適用外で、高価ですが、技術の高度さと施術によって得られるものの大きさから見て、対価に十分見合うものです。

ティーシーズ

歯の表面に人工的な歯を貼り付ける技法です。「貼り付ける」という意味では、のちに解説するラミネートベニアという技法に似ていますが、ティーシーズでは歯を削ることはありません。歯の型をとったうえで1本1本の形に合わせて作成した人工歯を貼っていきます。身体への負担やリスクが低く、歯並び、歯の形、歯の色を同時に美しくととのえることができます。

ルミネアーズ

ティーシーズと似た技法で、歯を削らずに0.1~0.5ミリのうすいシェルを貼り付けていきます。これももちろん、歯並び、歯の形、歯の色という3つの問題を同時に解決できます。麻酔がほとんど必要ない点もティーシーズと共通しています。貼り付けたシェルには20年以上の耐用年数があり、「かむ」という大切な歯の機能から見てもすぐれた特性を持っています。

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングも、歯並び、歯の形、歯の色の3つの問題を同時に解決できる技法です。歯科用のレジン(コンポジットレジンともいう、プラスチック製の補修素材)を歯科用の接着剤を使って直接歯の表面に積み重ねていく治療法です。歯の色や形状を回復したり、歯と歯のあいだの隙間を埋めたりするのに適した方法です。同じレジンを使う治療法には、歯の欠けや小さな虫歯などの治療に使われる「コンポジットレジン充填」という方法があります。この2つは混同されやすいので、まずはこの違いからご説明します。

実際の施術の方法による違いですが、コンポジットレジン充填法が「患部にレジンを充填することで、穴や隙間をふさぐ」というイメージなのに対し、ダイレクトボンディングは「歯の表面にレジンを積み重ねていく」イメージです。また、充填法は保険診療の虫歯治療における代表的な治療法で、「機能の回復を第一」に考えている一方、ダイレクトボンディングは仕上がりの美しさも重視した施術であるというちがいもあります。充填法は保険が適用できることから、使用可能なレジンの種類が限られますが、保険適用外のダイレクトボンディング法では美しさを出せる高品質なレジンが使われますので、自然で好印象な仕上がりが期待できます。

ダイレクトボンディングは、虫歯の治療から審美的な治療まで、広い範囲で役立つ治療法です。以下のようなケースでは、ダイレクトボンディングでの治療が適しているといえるでしょう。

  • 歯と歯のあいだの隙間を埋める
  • 歯先のギザギザを滑らかにする
  • 削った歯や一部が欠けた歯を、自然に近い色や形に修復する
  • 虫歯などで一部が黒く変色してしまった歯を、元の色合いに修復する
  • 銀歯など、金属の詰め物を詰め替えて白くする

ダイレクトボンディングの施術ができないケース

以下のようなケースでは、ダイレクトボンディングはおこなえません。別の治療法、または前提をクリアするための事前準備治療が必要です。

①歯の欠損部分が大きい
素材であるレジンはプラスチック製なので、セラミックや金属などよりも耐久性・強度の面でやや劣ります。歯が大きく欠けている場合や虫歯を大きく削った場合は、セラミッククラウンなどの被せ物による治療の方が適切です

②重度の歯周病がある
重度の歯周病が原因で歯茎から出血があったり、歯のあいだに隙間があったりするような場合は、まず歯周病の治療を進めてからダイレクトボンディングが可能かどうか判断することになります。

ダイレクトボンディングのメリット・デメリット

◎ダイレクトボンディングのメリット

①歯をほとんど削ることなく短期間で治療が可能
歯に直接レジンを積み重ねていくので、セラミックの被せ物をするときのように、健康な歯を削る必要がありません。一般の虫歯治療で使う場合も、歯を削る量を必要最小限に抑えることができます。また、型を取る必要もないので、治療期間は通常1~2日と、短期間で終わることがほとんどです。

②破損しても修理が簡単
積み重ねていく方式ですから、経年劣化などによって破損した場合でも、簡単に修復できます。

③色や形の再現度が高く、自然な仕上がりが期待できる
さまざまな色調のレジンを積み重ねていくことで細かい色の違いを再現することができ、自然の歯に近い高い審美性を保つことができます。

④セラミッククラウンなどに比べて価格が安い
保険外診療なので保険適用の治療に比べると高くなりますが、セラミッククラウンよりも、約半分以下ほどの価格で治療が可能です。

△デメリット

①歯科医師の技術力により完成度に差が出る
歯科医師の技術力が仕上がり具合に直結するのはダイレクトボンディング法だけではありませんが、歯の形づくりや色選びが重要なだけに、仕上がりは歯科医師の技術や経験、センスに大きく左右されます。

②耐久性ではセラミックに劣る
使用されるレジンは、保険適用の充填法で使う物より硬い素材ですが、クラウンなどに使われるセラミックや金属に比べると強度は低めです。また、年月の経過でレジンと歯との境に着色が生じる場合もあります。

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