審美歯科普及協会

治療方法のご紹介

shutterstock_641678581

歯並びをキレイに 笑顔に自信を・矯正歯科ノススメ

歯並びが人生を左右することも……

笑ったり話したりするときに見える歯の印象は、その人の対人関係を大きく左右します。きれいに整った白い歯は、明るく健康的でさわやかな印象を与えます。逆に歯並びが悪いと、話したり笑ったりするときに口元を隠して、「自信のない人」という印象を周囲に与えてしまいます。さらには、笑顔そのものが少なくなって、暗いイメージ、冷たいイメージになってしまうことも。

「もっと早くに歯並びを整えていれば、私の人生はちがっていたかもしれない……」

そんな思いをいだく人もいるくらいです。それほどまでに、歯の美しさが人との出会いや関わりに影響することがあるわけです。恋愛や商談の成否にも、隠然とした影響をおよぼしていることでしょう。

機能面、健康面への影響も

また、印象だけの問題でもないのです。歯並びが悪いとかみ合わせも悪くなり、「かむ」という歯の役割が十分に機能しません。咀嚼(そしゃく)したときに脳に伝わる刺激の質が悪くなり、知的活動に悪影響をおよぼすこともありえます。歯を食いしばることができなくなり、スポーツでのパフォーマンスが下がってしまうこともあるでしょう。

つまり、歯を失ってしまった場合と同じ問題が生じるのです。

歯並びは、積極的に整えることをおすすめします。

歯列矯正は「究極の予防歯科」

歯並びを整えると、毎日の歯みがきでブラッシングがしやすくなり、みがき残しを大幅に減らすことができます。

すると、虫歯や歯周病のリスクも大幅に低下することになります。

ここから、「歯列矯正は究極の予防歯科技術である」としばしば言われます。

歯列矯正は基本的に自由診療

虫歯や歯周病の治療とちがって、歯列矯正は基本的には自由診療です。公的社会保険の適用はなく、全額自己負担となります。また、歯科クリニックによって治療費は異なります。ただし、ケガの治療の一環としておこなわれる場合やあごの手術が主目的の治療にともなう場合など、特殊なケースでは保険適用になることもあります。

基本的に自由診療ですが、だからこそ患者さんの希望に合わせた、完全オーダーメイドの治療をえらぶことができ、望み通りの美しい歯並びが得られます。輪ゴムをかける簡単なものから、手術をともなうものまで、歯列矯正の技術は多種多様です。のちほど、紹介します。

大人と子どもとではちがいがあります

乳歯がほとんど永久歯に生えかわった十代半ば以降の大人の場合と、それ以前の子どもの場合とでは、歯列矯正にかかる期間ややり方がずいぶん変わってきます。

人それぞれの歯や口腔の状態によって大きく差があるため、一概には言えませんが、子どもでは1~5年、大人では1~3年ほどの時間はかかるでしょう。

また、大人ではブラケットなどを固定して歯を動かしていく器械的保定がほとんどのケースで必要になり、手術をしなければならないこともあります。
子どもの場合は、あごと歯が成長する流れを活かしながら治療できますので、取り外しもできる簡単な矯正器具を利用することもできます。痛くない治療の種類も、大人のケースより幅広くなります。

費用の面から見ると、子どもの歯列矯正にかかる費用は大人のケースの半額以下になります。

治療の選択肢、受けやすさ、そして費用の面からいうと、子どものうちに歯列矯正をおこなう方が賢明でしょう。親御さんには、お子さんの歯並びが気になったら、すぐにでも歯科医師に相談されることをおすすめします。

歯並びが崩れる3大原因

さて、そもそも歯並びはどうして悪くなってしまうのでしょうか。それは、上記の「子どもの時期」、つまりあごの骨が成長し、乳歯が永久歯に生えかわっていく時期に起きた問題のためなのです。

歯並びが悪くなる原因は大きく3つに分けられます。「くせ」と「歯列がせまいこと」と「上下のあごの大きさ」です。

くせ

指しゃぶり、ほおづえ、舌のくせなどにより、歯とあごの決まったところに長期間にわたって不自然な力がくわわると、歯並びが崩れたり、場合によってはあごの骨が変形してしまったりすることがあります。

小児の歯列矯正では、上のようなくせを解消する装置を用いる治療などがおこなわれます。

歯列がせまい

近年、日本人のあごは小さくなってきています。その一方で、歯の大きさが小さくなることはありません。ということは、以前は4人座れたベンチの幅が小さくなり、3人しか座れないところに4人で座らなければならないというのと同じ状況が歯列に起こることになります。

小児の歯列矯正では、歯が生えてくることができるスペースを確保するために歯列を広げる治療をおこないます。

上下のあごの大きさ

上のあごが大きく、下のあごが小さいと、いわゆる「出っ歯」になってしまうことがあります。また、上下のあごのアンバランスにより口唇をきちんと閉じられなくなり、鼻呼吸をせずに口呼吸をするようになることもあります。口呼吸だと口の中が乾燥気味になり、唾液による制菌作用が低くなって口臭が強くなったり、虫歯、歯周病にかかりやすくなったりする、歯列とは別方向のリスクが生じます。

小児の歯列矯正では、骨の成長期であることの利を活かし、上下のあごの骨のバランスとかみ合わせを整えていく治療をおこないます。

子どもの時期に矯正治療をおこなう方が賢明な理由は、以上のような「歯並びが悪くなる原因」がその時期に起こることにもあるのです。

関連記事